『凌辱1』豊乳を丸だしにして、好き勝手にいじり回していた。男好きする大きな乳輪が、私の唾液で濡れ光っている。
「だめぇ・・・」
美智子は悦楽の声をまぎらすように、喉をふりしぼって、あらがいの言葉を発する。
しかし、何ら効力を持たぬ抵抗手段だった。
どこかに甘い疼きにしびれてしまった、メスの媚びが匂う声でもあった。
「感じているのでしょう?」
残酷な問いかけに、清楚な人妻は答えることができない。
それどころか快感に流され、ふしだらに声を発してしまいそうな自分と闘っているようだった。
はやる気持を制して、私は唐突に愛撫をやめた。
鏡に映し出された美智子の顔に安堵が広がる。
だが、その表情に、かすかながら落胆の色がまぎれているのに、私は気づいていた。それは本人でさえ無自覚な「濡れた女の本能」だったのかもしれない。
乱れてしまう前に愛撫が中断されて、心ではホッとしていることだろう。ところが、肉体は相反して、さらなる快感を求めてやまないのだ。
経験したこともないような淫らな凌辱にさらされて、よがり泣き、悶え狂うほどの恍惚を味わいたいと。
「さあ、座って」
肩に手をそえて、ベッドに座らせる。
後ろ手に手錠された美智子は、グラグラと身体が揺れて危うくひっくり返ってしまいそうになった。
「大丈夫?」
瞳を見つめ、優しく語りかける。
彼女は、すがるように私を見返してくる。
手錠を外して欲しいのだろうか。それとも、もっと愛撫を続けて欲しいのだろうか。
私はわざと視線を外して、煙草に火をともす。
心は急いていても、時間には余裕があった。深く煙を吸いこみ、ゆっくりと吐きだす。
煮え立つような空気の底で、私たちは押し黙った。
ゆらゆらと螺旋(らせん)を描きながら、紫煙が立ちのぼっていく。煙の膜が二人の火照った身体を取り巻くと、まるで夢の中で戯れているかのような錯覚をおぼえる。
私は作りつけのテーブルに腰をもたせかけ、無言で煙草をくゆらせた。
丸出しになった豊かな乳房を見つめながらだ。
彼女は羞恥の源を覆い隠すことさえできず、ただ座っている。私の視姦に居たたまれぬはずなのに、じっと耐えているしかないのだ。
「喉が渇いたでしょう」
そう言ってから、ジャスミンティーの入ったグラスを手にして、美智子の唇の前に差しだす。
「さあ飲んで」
促されて、彼女はグラスに口をつけた。
こくん、こくんと可愛らしく喉が鳴る。それさえ恥ずかしいとでも言うのか、音を立てないよう、少しずつ嚥下(えんか)していく。
私は手ずから飲み物を与えるという、まるで神のごとき所業に満足をおぼえながら、喉の動きに併せてグラスを傾けた。
ペニスを口に含ませ、たっぷりと精液を流しこんだら、やはりこんなふうに、こくんこくんと喉を鳴らすのだろうか。
そんな想像だけで、私は上機嫌だった。
彼女が残したジャスミンティーを、同じグラスから飲む。室温でぬるくなった花茶が強く香った。
ふと、その香りが、美智子の性器から立ちのぼる芳香のように思えてくる。そのとたん、たまらない衝動が、下腹部に満ちてきて、私は煙草の火を乱暴にもみ消した。
「休憩時間は終わりです」
すっと立ち上がるやいなや、美智子の肩を軽く突く。
その力は、お尻だけでバランスを保って座っている彼女を、押し倒すのに十分すぎるものだった。
「ああっ!」
美智子は喉の奥から短い悲鳴を上げてのけ反り、ベッドに上体を跳ね返らせた。
あお向けになった彼女の上に、すぐさま覆いかぶさっていく。
「ここが・・・もう限界なんじゃない?」
若妻の下腹部へと手を伸ばす。
「あっ! あああっ!」
巧みにスカートをかき分けた私の手は、彼女の脚のつけ根をしっかりと捕えていた。
(つづく)
※体験を基に描いていますが、一部フィクションが含まれています。
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動画も良いですが、こちらも楽しみなのです。
(前にもお伝えしましたね)
グラスで飲ませていただく、手首が不自由な状態なので仕方がないのでしょうが、さぞ恥ずかしかったのでは??と思います。
身体の中で一番厭らしい部分(セクシー)はどこかと聞かれたら・・唇のような気がします。